ビレッジプレス
1985-2021

 
 
 

発行書籍

チャールズ・ブコウスキー 鵜戸口哲尚(訳)「パンク、ハリウッドを行く」

 
ISBN4-938598-62-0
定価2,700+税
 
・カバー絵(二階堂茂)・装幀(畑佐実)

ブコウスキーの破天荒で奇抜、軽妙にして含羞に富む本格的長編。
この小説は、ブコウスキーがシナリオを担当し、ミッキー・ローク、フェイ・ダナウェイ主演、B・シュローダーが監督した映画『バーフライ』の<メイキングシネマ・製作秘話>の形を取りながら、おなじみ著者の分身・チナスキーが登場する最後の物語であり、未邦訳最後の本格的長編小説である。

<主な登場人物>
主人公は作家にして詩人のチナスキー、その妻セーラ、映画監督ピンショ。そして続々登場する人物のモデルは、ミッキー・ローク、フェイ・ダナウェイをはじめ、J・ゴダール、W・ヘルツォーク、F・コッポラ、J・カサベテス、D・リンチ、D・ホッパー、S・ペン、I・ロッセリーニ、マドンナ、N・メイラー、H・ニュートン他。