ビレッジプレス
1985-2021

 
 
 

発行書籍

杉本久未子「赤とんぼが舞う青い空を─尼崎公害をたたかう人びと─」

 
ISBN978-4-89492-187-0 C0036
定価950円+税
 
尼崎公害をたたかう戦前成人世代、学齢期に戦争体験世代、戦後教育世代の15人と公害患者家族の会会長を取材し、ライフコースを考察したブックレット。

序章 尼崎公害をたたかう人びと
尼崎公害と公害患者家族の会
インタビューの概要

第1章 戦前成人世代
1 入退院を繰り返しながら会社勤めを続けたK・こうしろうさん
2 再婚・出産直後に発病したK・みつえさん
3 広島の結婚先から逃げ出して尼崎に来たF・ちえこさん
4 奄美から大阪へ出た夫を追って尼崎に来たF・とえさん

第2章 学齢期に戦争体験世代
5 家族で日本へ来て終戦後苦労を重ねたY・しげこさん
6 播州の農協勤務を経てヤンマー技能工の妻となったM・さわこさん
7 弟が関西電力に勤めていたT・しずえさん
8 奄美から姉を頼って出てきたS・すえさん
9 尻軽な夫に苦労したY・しずえさん
10 43号線近くで飲食店をしていたS・きぬこさん
11 西淀川訴訟の被告企業に勤務していたM・こういちさん

第3章 戦後教育世代
12 19歳で結婚・嫁姑問題に苦しんだI・のりこさん
13 2級認定を受けても仕事を続けたM・よしあきさん
14 長距離運転手と職場結婚したT・そのえさん
15 松下電器に入社して生活をエンジョイしていたT・かずよさん

第4章 環境運動に捧げた人生
 尼崎公害患者・家族の会 松光子会長

第5章 公害患者のライフコース

第6章 環境再生と環境観