ビレッジプレス
1985-2021

 
 
 

発行書籍

豊田勇造「歌旅日記アジア編」

 
ISBN4-89492-094-8 C0095
定価1,400円+税
 
…観光地や食べ物についてのうんちく本を読むのは楽しい。波乱万丈の旅行記を読むのもおもしろい。しかしこの本にはこれまで誰も書かなかったアジアの旅がある。──北中正和
<目次>
●夢を見て旅に棲む
タイで一番気になる男/タイ米ブルーズ顛末記/カラワン二十周年日本ツアー/ポンテープはまだ来ない/スラチャイ&モンコン日本ツアー
●月よ風に伝えて
ナーノントゥム村の奨学生たち/踊り続けるラオ・ソンダム祭り/高松拘置所のタイ人女性に会う/田んぼの中を歩いて来たよ/四年ぶりのラオス/クンの住む町コンケーン/インドネシアから来た女優/魚取り名人スア・プラー
●アジアの子供に帰り始める
バトパハ散歩/バンコクゴロゴロ/カオプラウィハーン遺跡へ/緑一色のイサーン/バンコクの雨宿り/石垣島カチャーシーの夜/バンコクのおじいさん/厚木のカラワン
●唇かみしめて
メーサロンは中国人の町/人とリキシャとベビーで大混雑バングラデシュ/母の死/母の居ない部屋/シャングリラ高山病/土の匂い
●夢で会いたい
沢山の人達が彼女のことを好きだ/ラングーンの氷水売り/サマーンは逝ってしまった/バングラデシュは雨季まっ最中/夢で会いたい/ラオス・ワンビエンの襲撃事件/アンコールへの道
●まだまだ見たい河がある
ガタゴトの山道を揺られてラオス、西双版納/電力公社民営化反対コンサート/インドの天国はずいぶん寒い/十一番が来たぞ!/ヒロシマのカラワン/海の人/国境行きの夜行列車/メコン河のほとりに立って/新しい歌と旅の暮らしが始まる
・写真(森下ヒバリ)・装幀(畑佐実)